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漏電ブレーカーが落ちた復旧方法を知りたい方必見!

  • 2023年7月8日
  • 読了時間: 3分

まだ漏電ブレーカーが元に戻っていない方、これからブレーカーの操作を説明しますね。できれば原因を特定していきましょうか。

①さて、今は漏電ブレーカーのみが落ちている状態だとおもいます。子ブレーカーはONのままですので、すべての子ブレーカーをOFF(切る)にしてください。

②漏電ブレーカー(親ブレーカー)のみをONにしてください。ここで、ONにならないとか、直ぐに落ちる場合は漏電ブレーカーが不良になっています。もう一度試してみるには、漏電ブレーカーの柄をゆっくり持ち上げてみてください。上がりましたか。上がらない方はここで終わりです。お近くの電気工事会社に見せてもらってください。

次に進みますね。

③今は漏電ブレーカーだけがONで、全ての子ブレーカーはOFFですね。この状態から、子ブレーカーを操作していきましょう。漏電ブレーカーに近い子ブレーカーから順次ONにしていきます。子ブレーカーが2段になっている方は上段の子ブレーカーをONにしてください。どうですか。漏電ブレーカーは落ちませんか。落ちなかった方は次の子ブレーカーをONにしてみましょう。

④漏電ブレーカーが落ちた方は、落ちたときに操作した子ブレーカーをOFFのままにしておきます。

⑤落ちた漏電ブレーカーを再びONにしてください。この時点で漏電ブレーカーはON。子ブレーカーもON。OFFの子ブレーカーも存在していますよね。

「あ! 本当だ~」

確認のために、OFFの子ブレーカーをONにすると漏電ブレーカーが落ちましたか。落ちた方は、その子ブレーカーの回路に漏電箇所があります。落ちなかった方は、操作をしている間に漏電箇所が無くなっています。ここで、肝心なのは、漏電ブレカーが落ちた方も落ちなかった方も漏電ブレーカーを落とした子ブレーカーに印をつけておきます。

ある程度、漏電箇所が限定してきました。印をした子ブレーカーに何か書いていませんか。例えば「屋外コンセント」とか「電灯(居間、台所)」など場所を特定している宛先ですね。「屋外コンセント」なら、屋外にあるコンセントに差してある機器が怪しいですね。屋外コンセントには、ガスやボイラーがあります。そのコンセントを抜いてみてください。ここで、落ちている子ブレーカーをONにしてみましょうか。

漏電ブレーカーは落ちなかったですか。それとも落ちましたか。落ちた方はコンセントを抜いた機器が漏電していますので、抜いたままにしておきましょう。落ちなかった方は、機器に異常はありません。ひょっとすると配線が漏電している可能性があります。

操作はここで終了です。

漏電している機器があった方は修理を依頼してくださいね。機器が特定できなかった方は、電気工事会社に依頼してくださいね。その時に印をつけた子ブレーカーの話をしてくださいね。

以上で説明は終わりです。

結局、「何も変わらなかった。」「操作が怖くて何もしていない」方は電サポートに連絡してみてください。私の経験ですが、電話しながらブレーカーの操作をお願いしまけど、7割ぐらいは電気が灯りますよ。後は、近くの電気工事会社に見せましょう。

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