top of page

ヤモリ死骸

  • 和政 花城
  • 2024年12月3日
  • 読了時間: 2分

更新日:5月2日




ヤモリで停電しました。

「お客様から停電しています。」の連絡が入り現場へ急いで駆け付けました。(車ですけど。。)

現場へ着くなり、停電していることが肌で感じましたね。静かな風景と静寂な空気が流れているように感じました。

早速、PAS(高圧引込開閉器)の確認とGR(地絡継電器)を確認したところ、地絡表示があります。また電源側(P1,P2)が無電圧でした。


確実に停電している~


キュービクルの電圧計は0を指していました。VCB(交流負荷開閉器)はONのまま。検電器は無音なので、停電を確信しました。


さて、原因は、焦げ臭くないか? 

取り合えず、キュービクルの中を点検しました。特に異状な臭いもないし、ケーブルが損傷している形跡も無いので、ひとまず安堵。


地絡(高圧漏電)の原因は必ずあるので、何はさておきメガリング(絶縁抵抗測定)を実施。引込30MΩ、所内35MΩありました。


キュービクルの扉を開けるなり、ヤモリが飛び出してきました。いる いる たくさん居てるヤモリが。。


ヤモリの死骸を探すことにしました。

すると、

居ましたね、DS(ディスコン:負荷開閉器)の下に仰向けになってバンザイしていました。写真を撮って、復電作業を開始し、PASを投入しました。


無事、復電完了しました。


ヤモリの多いキュービクルでしたが、当日は特に冷えており、ヤモリさん達は、温もりに来たのでしょうか。お客様に事情を話し、撤収しました。


ヤモリが入れないキュービクルが欲しいと実感した日でした。

bottom of page