PCB処理について
- 和政 花城
- 3月2日
- 読了時間: 1分

PCBの廃棄処理期限が迫っています。古い商業施設や病院、ホテルなどの変電設備に使用されていました。沖縄県内にはPCBを処理する業者はいませんので、県外業者へ委託する方法しかありません。
弊社は下記の1~7に則り作業を進めています。
1.先ず、変電設備の製造年を確認します。
1960~1975頃はあやしいです。PCBが混入している可能性が高いですね。
2.製造会社のホームページにて、PCB混入一覧表で確認します。
PCB混入製造年式が変更されていることが多々あります。
3.PCBが混入している可能性が少しでもあれば、検査(検査業者へ委託)を依頼します。
4.お客様の承諾が得られましたら、PCB検査見積書を提出します。その際にコンデンサは絶縁油が密閉されてますから取替える方向で見積書へ含みます。
5.上記見積での発注後、変電設備を停電し、絶縁油を採取いたします。コンデンサは取替えます。
6.検査証にPCB(低濃度)が含まれている場合、機器取替えの見積書を提出いたします。
7.取替見積書がお客様から承諾された際には、取替え予定日を決めていきます。
以上が弊社の工事段取りです。